【不動産売却】不動産売却の流れを徹底解説!相談から売り出しまでの6ステップ

不動産売却にはいろんな不安が付き纏います。特に初めての経験なら、何から始めればいいのかさえ分からない人も少なく無いでしょう。

ここでは、不動産売却に関して不動産会社との相談から売り出しまでの3ステップと売買契約から確定申告までの3ステップを2つに分けて、計6ステップを流れを追って解説します。

相談から売り出しまでが前半3ステップです

最初のステップは、不動産会社に売却について相談し、意見を訊く作業です。不動産会社選びに関しては、インターネットや友人などから情報を集めるといいでしょう。

次のステップで媒介契約に進みます。媒介契約とは、不動産の買主を不動産会社に探してもらう契約です。

売却に至った場合は、売買契約の仲介者として仲介手数料を受け取ることになります。媒介契約には一般媒介契約を含め数種類あり、それぞれの違いを確認して一つを選びます。

そして買主探しが始まるのが3番目のステップです。媒介契約をした不動産会社が主体となり買主を探す作業ですが、売主が完全に手離れになるわけではありません。

購入希望者が値引きを要求してくることもあり、その際には仲介者から値引きの打診を受けることになります。物件の内見を希望された場合は、立ち合いが必要になることもあります。

ここまでが流れ全体6ステップの内、前半の相談から売り出しまでの3ステップになります。

後半4から6ステップは売買契約から確定申告までです

買主が見つかれば、4つ目の売買契約のステップに進みます。売主として、用意しなければならない書類は揃えておかなければいけません。

具体的には、権利書や印鑑証明書、実印などです。所有者本人であることを確認するための身分証明書も必要になるので、併せて準備しておきましょう。

契約が終われば代金決済のステップ5に入ります。ここで登記手続きに必要な書類を売主に交付することになりますが、物件に設定されている抵当権などを売買代金で抹消する場合は注意が必要です。

抹消手続きに必要な書類は、金融機関から交付されますが、その書類は債務を弁済した後になります。決済日当日に売却代金で債務の弁済を行うことを事前に金融機関に伝え、必要書類を準備しておいてもらう必要があります。

最後の6番目のステップは、税金処理のための確定申告です。不動産売却と直接的に関係しませんが、忘れると大変なことになる重要な手続きです。以上が後半4から6ステップまでの流れです。

6ステップの把握で不安なく不動産売却を進められます

不動産の売却は慣れていないこともあり、不安を感じる人が多いですが6ステップを頭に入れておけば安心です。特に前半の相談から売り出しまでは、上手くいくかどうかを心配しながら進むことになりますが、全体を把握していれば問題ありません。