【不動産売却】不動産売却のシミュレーション4つのステップ!

不動産売却はシミュレーションをすることが重要といわれているのですが、シミュレーションを行う目的は手元にいくら残るのかを知るきっかけなどが挙げられます。

手元にいくら残るのか、これは大切な不動産を売却するときに誰もが気になる部分、ここでは不動産売却でのシミュレーションを4つのステップに分けて解説すると同時にシミュレーションサイトの紹介や注意点などについて解説していきます。

シミュレーションの4つのステップ

不動産売却では、まず売却価格を算出してから仲介手数料を導き出す、税金を計算することで売却により所得が発生するのか否かが分かります。そして4つのステップの最後が譲渡所得税の算出といった流れになります。

基本的には3つのステップで計算することはできるのですが、税金を計算すると譲渡所得が発生して3,000万円特別控除や譲渡費用、そして譲渡価額を差し引いてもプラスになったときには税金を納めなければなりません。

シミュレーションの3ステップの段階でマイナスになっている場合は税金を納める必要はないのですが、プラスになったときは注意点として考えておく必要があるわけです。

なお、ステップの最初になる売却価格の算出は、相場などを調べてみたり不動産会社の査定を利用するなどして導き出すことになります。

ご自身で相場を知るときには、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営を来なっているレインズマーケットインフォメーションなどのサイトを使うのがおすすめです。

シミュレーションサイトの紹介と注意点

シミュレーションサイトの紹介をする前に、サイトを利用する上での注意点は売却価格が分からないと利用できないなどが挙げられます。

売却価格を知るためにはレインズマーケットインフォメーションや国土交通省が情報提供を行っている土地総合情報システム、不動産会社が掲載している売却情報などを利用して調べておいて、おおよその相場を掴んでから不動産会社の査定を使って実売価格になる金額を計算して貰いましょう。

自分で相場を知る目的は不動産会社が提示して来た金額が安いのかそれとも高いのか、このようなことを把握するときに利用できるためです。なお、売却価格がある程度把握できるような段階になったときにはシミュレーションサイトの紹介が行われている試算サイトを活用すると良いでしょう。

大手の不動産会社が運営を行っている試算サイトや、住宅ローンが残っているときに役立つ不動産売却収支シミュレーター、不動産売却に関わる税金や仲介手数料などそれぞれの項目ごとに計算できるリアルタイムシミュレーターなどがおすすめです。

査定を利用するだけでなく自分でも相場を調べよう

不動産売却のシミュレーションは譲渡所得がプラスにならないときは3つのステップで行うことができますが、譲渡所得がプラスになると税金を納めるなどが必要になる、このような注意点もあります。

査定を利用して売却価格の目安を把握するだけでなく、自分自身でも相場を調べておいて査定額が妥当な金額であるのか否かを見極めることも大切です。